宇宙環境利用の展望
本事業は、日本小型自動車振興会からオートレースの補助金を受けて実施したものです。
「宇宙環境利用の展望」は、財団法人宇宙環境利用推進センター(JSUP)が宇宙環境利用に関する情報収集・提供の一環として、平成4年度以降毎年発行してきた報告書です。平成18年3月のJSUP解散により、本業務は当機構に引き継がれ、今後も毎年発行し続ける予定です。
本書は、宇宙環境利用に関する最近の研究成果や今後の課題について、各分野でご活躍されている方々に解説いただき、さらにその分野の展望を考察いただいたものを掲載しております。微小重力環境における実験・研究を中心に、宇宙環境の利用を広義に捉え、その年の新しい動きについても盛り込んであります。過去の報告書をたどれば、宇宙環境利用をとりまく状況の変化を読み取ることもできます。
宇宙環境を利用した研究やその企画立案に携わる方々に、大いに活用していただければ幸いです。
- 平成23年:アジア協力、JAXA宇宙飛行士、宇宙創薬
- 平成22年:「きぼう」実験運用、「はやぶさ」
- 平成21年:曝露部観測装置、ライフサイエンス実験
- 平成20年:宇宙基本法、かぐや
- 平成19年:HTV、宇宙旅行
- 平成18年:「きぼう」利用動向、宇宙食
- 平成17年:結晶成長“その場”観察、宇宙教育
- 平成16年:材料、生命科学、超小型衛星
- 平成15年:宇宙太陽発電計画、USERS、STS-107教育ミッション
- 平成14年:耐宇宙環境材料実験、両生類、水棲生物
- 平成13年:流体現象、重力と筋・神経
- 平成12年:拡散研究、放射線と重力
- 平成11年:燃焼、熱物性測定タンパク質の結晶化・構造解析
- 平成10年:ISS利用、Centrifuge
平成20年度 宇宙環境利用の展望
第1章 「きぼう」実験運用の概要?「きぼう」利用の舞台裏 ?
松浦 晋也
第2章 「きぼう」日本実験棟プロジェクトの概要
宇宙航空研究開発機構 JEM運用プロジェクトチーム 今川 吉郎
JEM開発プロジェクトチーム 荒井 功恵、下田 孝幸
第3章 国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」における最初の科学実験:MEIS
諏訪東京理科大学 河村 洋
第4章 ISS/きぼうでの文化・人文社会科学利用パイロットミッション
宇宙航空研究開発機構 有人宇宙環境利用ミッション事業推進部 松尾 尚子
第5章 「きぼう」マイクロg環境測定結果
宇宙航空研究開発機構 有人宇宙環境利用ミッション本部 宇宙環境利用センター 後藤 雅享
第6章 3次元フォトニック結晶生成宇宙実験の今
宇宙航空研究開発機構 宇宙環境利用センター 小林 智之、田淵 光彦
第7章 タンパク質の高品質結晶生成宇宙実験の今
宇宙航空研究開発機構 宇宙環境利用センター 小林 智之、佐野 智
第8章 氷結晶成長実験の成功に至るまで
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 ISS科学プロジェクト室 吉崎 泉
第9章 きぼう溶液結晶化観察装置の開発
宇宙航空研究開発機構 宇宙環境利用センター 松本 邦裕
第10章 「きぼう」におけるファセット的セル状結晶成長実験までの道のり
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 稲富 裕光
第11章 宇宙ライフサイエンス若手の会の取り組み
東北大学大学院 生命科学研究科 宇宙環境適応生態分野高橋研究室
宇宙ライフサイエンス若手の会 会長 渡辺 千秋
第12章 民間発、産学官連携型の新教育システム「宇宙教育プロジェクト」の試み
丸幸弘[1]、川名祥史[1], [2]、長谷川和宏[1]、藤田大悟[1]、高橋修一郎[1]([1]株式会社リバネス[2]横浜国立大学ベンチャービジネスラボラトリー)
第13章 月探査衛星「かぐや」搭載ハイビジョンカメラ?その開発と地球の出の撮影?
日本放送協会(NHK) 放送技術局 コンテンツ技術センター制作・開発推進 山崎 順一
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- 平成23年度:アジア協力、JAXA宇宙飛行士、宇宙創薬
- 平成22年度:「きぼう」実験運用、「はやぶさ」
- 平成21年度:曝露部観測装置、ライフサイエンス実験
- 平成20年度:宇宙基本法、かぐや
- 平成19年度:HTV、宇宙旅行
- 平成18年度:「きぼう」利用動向、宇宙食
- 平成17年度:結晶成長“その場”観察、宇宙教育
- 平成16年度:材料、生命科学、超小型衛星
- 平成15年度:宇宙太陽発電計画、USERS、STS-107教育ミッション
- 平成14年度:耐宇宙環境材料実験、両生類、水棲生物
- 平成13年度:流体現象、重力と筋・神経
- 平成12年度:拡散研究、放射線と重力
- 平成11年度:燃焼、熱物性測定タンパク質の結晶化・構造解析
- 平成10年度:ISS利用、Centrifuge